赤神神社 五社堂 2021/06/28
道路に面して社があり、横に「五社堂入口 九九九の石段」の看板あり。
この999段の石段はなまはげ伝説にも関係している。(←他にもいろんな説があります)
その昔、漢の武帝が5匹の鬼を連れて渡ってきました。
武帝が1日だけ鬼たちを自由にしたところ、畑を荒らしたり娘をさらうなどの悪事をはたらき、村人をさんざん苦しめました。困った村人は、一夜のうちに1000段の石段を築いたら娘を提供し、できなかったら村から出て行け、という賭けを鬼達に持ちかけました。
鬼達はすごい勢いで石段を作り始め、それに驚いた村人は999段まで積み上げたところで、一番鶏の鳴き声を真似して、鬼たちに夜が明けたと思わせました。
鬼達は悔しがって、大杉を引き抜き逆さまに大地に突き刺し、去っていきました。
その後、村人は、だました鬼のたたりを恐れ、毎年鬼の扮装をして村をまわり、十分にごちそうして山に返すという行事が「なまはげ」になったとか。
途中から石段もかなり崩れており、一段の段差がよくわからない状態に。浮石状態でないだけ登りやすいけど、真夏には正直登りたくない(苦笑
赤神神社 五社堂 2021/06/28
五社堂も今回の秋田行きの目的地の1つ。 事前に知ってはいたけれど、石段(←階段ではない)を999段上らないと五社堂へは辿り着かない(苦笑 昔はもっとしっかりしていたんだろうけど、かなり崩れていて段差がよくわからなくなっている。 この階段も鬼が一晩で作ったという伝説があったり、72年とも81年に赤神と称した漢の孝武帝が天から降りてきたという伝説。 不老不死の薬を探しにきた徐福上陸地点の伝説。 なまはげも孝武帝が連れてきた鬼であったとする伝説。 もういろんな伝説が沢山!! まあ、とにかく古いんだろうと言う事と、中国となんらかの繋がりがあったんだろうなぁ~と1人解釈する(笑)
新幹線、高速道路の路線で考えると日本海側は不便だけど、昔は北前船の日本海側航路が栄えていたので、現代の視点だけでなく、過去の視点から視るのも面白い。 過去の五社堂を描いた絵があったけれど、山全体が神域になっており、海から観たら「霊山」とでも言った感じだったのではないかなぁ。。。。
999段の石段を上り切った先に五社堂。 辺り一帯に杉の香りが漂っており、空気が違う。
五社堂の少し手前に姿見の井戸。 井戸の水鏡に写らないと3年以内に死ぬとか。。。。 バケツで井戸の水を汲んでみたけれど、綺麗で冷たくて今でも飲めそうな感じ。。。。
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