喜鼎(海胆水饺)
大連といえば海鮮 → 喜鼎
大連の海鮮料理で名前が挙がる有名店のひとつが「喜鼎」。 海胆(水餃子の餡にウニを使用)が看板メニュー。 今回の旅でも「ここで食事する」こと自体が目的のひとつ。
順番待ちシステム
入口でスマホから整理番号を登録。中国の人気飲食店では一般的な方法だが、外国人旅行者にとっても意外とスムーズに操作できる。
店頭にはベンチが並べられ、パラソルも設置されている。待ち時間も快適に過ごせる配慮。
順番待ち客にはミネラルウォーターと小さなビスケットが配られる。ちょっとしたことだけれど、こういう心遣いが印象に残る。
日本では「平均的にどの店も一定水準以上」という安定感があるのに対して、中国では差が大きいものの、突出してすごいサービスを提供する店も存在する。そういう店は時に日本以上に“馬鹿丁寧”で、思わず感心してしまうレベル。
→ 「中国のサービスも決して侮れない」と実感。
メニューは洗練されていて、接客も丁寧。従業員の対応も気持ちよく、総合的な満足度はかなり高い。 1点難を言うなら海老料理。 見た目は鮮やかで美しい一品。ソースも上品に盛り付けられているんだけど、ソースがニンニク風味で、自分の好みとは少し違った。 味自体は決して悪くなく、美味しいと思うけれど、「見た目の繊細さ」と「ニンニクの強めの風味」とのギャップにちょっとした違和感を覚えた。
今回「喜鼎」での体験は満足度がかなり高くて、翌日もまた行こうかと本気で悩むレベル。
ただやはり、こういうきちんとしたレストランで食事をするときは、一人ではなく誰かと一緒の方がいいなぁと思う。 相手がいれば、もっとたくさんの料理を注文してシェアできるし、その分楽しみも広がるのに……
塔河湾漁港
新長興水産市場でウニを食べた話をしたら、「塔河湾漁港ならもっと安いよ!」と言われて、足を運んでみた。
最寄り駅を出ると、周辺はヨーロッパ風の建物と高層マンションが並ぶエリア。風景だけ見たら、とても中国とは思えない(笑)。
港の方へ歩いて行くと、複数の人がウニを売っていて、その場で食べられる。市場では黒い内臓をきれいに取り除いてくれたけれど、ここではそのまま。自分で取り除きながら食べるスタイル。素材そのままの濃厚な味わいで、身も肉厚。美味しい~~。 支払いはQRコード決済。
欲を言うなら炊き立ての白米に、雲丹をたっぷり乗せて、醤油とわさび足して雲丹丼で食べたい~‼と思ってしまう。
旅行の時は胃袋が3つとか4つ欲しいよなぁ~~
徐姐餃子館
宿泊していたホテル近くのフードコートに「徐姐餃子館」があり、ここでも雲丹餃子を発見。
喜鼎の雲丹餃子が“雲丹そのものを主役にした高級品”2個18元(360円)とするなら、こちらは雲丹×豚肉×ニラを組み合わせた“庶民版雲丹餃子”20個28元(560円)。
どちらが優れているというわけではなく、庶民派の雲丹餃子もまたしっかり美味しい。
不二心
ここでも雲丹雲吞 10個で48元(960円)。 この店ごと日本へ移転しても、商売できそうな感じ。 端末から注文して、端末で決済。 日本でもタブレットで注文受付する店はあるけれど、支払いは人間が対面で対応。 中国だとタブレット注文に対応できない人をサポートするスタッフはいるけど、基本注文と同時に決済。 決済しないと厨房に注文が通らないので、いろんな意味で無駄がない。 このへんの決済システムは日本でも見習うべきだよな。。。
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