新潟県十日町市にある「清津峡(きよつきょう)」。
日本三大峡谷のひとつに数えられるこの地が、近年とある“トンネル”によって一躍人気の観光地となりました。
その名も 「清津峡渓谷トンネル」。
自然の造形美とアートが融合した、まさに“異世界”のような空間が広がります。
まるで鏡の世界。水面が魅せる幻想のリフレクション
トンネルの最奥部にある「パノラマステーション」では、足元に薄く張られた水面が峡谷の景色を鏡のように映し出します。
壁も床も自然の美しさを引き立てるように設計されていて、訪れる人々はみなカメラを構え、静かに息を呑む――。
光の加減や天気によって見える景色が変わるので、何度でも訪れたくなる不思議な場所です。
デザインしたのは中国人建築家・マ・ヤンソン
このアート空間を生み出したのは、世界的に注目される中国人建築家、馬岩松(マ・ヤンソン)さん。
彼が代表を務める建築事務所 MAD Architects は、「自然と建築の融合」をテーマに数々のユニークな建築を生み出してきました。
清津峡のプロジェクトもその一環で、「大地の芸術祭(越後妻有アートトリエンナーレ)」の会場のひとつとして誕生しました。
写真を撮るなら早朝か平日がおすすめ!
この幻想的なリフレクションを撮影したい方へ、いくつかポイントを。
・朝の時間帯や曇りの日は水面への反射がより綺麗に見える
・混雑を避けたいなら平日か午前中の訪問がおすすめ
・撮影時は靴を脱いで水に入っての撮影が可能
・三脚使用はNGのため、スマホやカメラの手持ち撮影が基本
トンネルの直ぐ近くにはホテルもあるので、宿泊するのもお薦めです。
こんな感じにポーズとってみるのはいかがですか??
【津南ひまわり広場 2025】
せっかく近くまで来たのに、大雨被害のため8月7日〜10日はまさかの休園中…。
自然相手の旅は、うまくいかない時もある。でもそれもまた、旅の醍醐味。
次こそ満開のひまわりに会えますように。
清津峡へのアクセス
東京駅 → 越後湯沢駅
上越新幹線で約 1時間15分、料金は5,000~8,000円程度
越後湯沢駅 → 清津峡入口
南越後観光バス「湯沢〜清津峡〜津南〜森宮野原線」に乗車。約 25〜30分で「清津峡入口」バス停へ
バス停から清津峡トンネルへ
徒歩で約 30分。舗装された道を清津川沿いに進みます
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