鋸山を満喫したあとは、浜金谷駅から電車で約30分、JR富浦駅へ移動してみましょう。
富浦駅から徒歩10分ほどで到着するのが、地元でも人気の絶景スポット、原岡桟橋(はらおかさんばし)です。
ここから眺める夕陽の美しさは格別。 天気の良い日には、海と空がオレンジ色に染まり、海の向こうには富士山が見えて、まるで映画のワンシーンのような光景が広がります。
富浦駅から電車で2駅先の館山まで足を延ばせば、宿泊施設の選択肢もぐっと増えます。 ビジネスホテルから民宿、リゾートホテルまで揃っているので、旅のスタイルに合わせて選びやすいのが魅力です。
このエリアは海の幸がとても豊富で、特に新鮮なお刺身や魚料理はぜひ味わっていただきたいポイント。 宿によっては、地元で獲れた魚介を使った豪華な夕食が楽しめるところもありますよ。
2日目朝館山からだといろんな行先があるけれど、館山からバスで約40分の洲崎神社なんかどうですか。
「朝の館山発バス旅:浜鳥居越しに富士山が映る洲崎神社を訪ねて」
館山駅前からJRバス関東「洲の崎線」乗車(「平砂浦海岸」「伊戸漁港」「千里の風」行など)
「洲の崎神社前」バス停で下車、徒歩3~5分で「洲の崎神社」
1.館山駅を朝出発 → バスで洲崎神社へ(約40分)
2.随身門から厄祓坂を登拝 → 本殿 → 霊峰富士遥拝所で撮影・鐘つき
3.海辺の浜鳥居へ移動し、浜辺で絶景撮影
4.バスで館山駅へ戻る
ここで館山から東京へ戻るも良し、もう少し寄り道するも良し。 寄り道するなら「江川海岸」がおすすめです。
干潟の中にまっすぐ並ぶ電柱は、まるでジブリの世界に迷い込んだかのような幻想的な光景。
特に夕暮れ時は、空と水面がオレンジ色に染まり、写真映えも抜群です。
館山からJRで木更津へは約1時間15分。
木更津駅西口からバスに乗り「下久津間(しもくづま)」バス停まで約10分。
そこから江川海岸までは、のんびり歩いて約1.8km(徒歩20~25分ほど)で到着します。
途中の風景も穏やかで、天気のいい日は散歩気分でアクセスできます。
この場所は、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』に登場する「海上列車のシーン」に似ていると言われ、長年にわたって人気の撮影スポットとなっています。
最近では映画『シン・仮面ライダー』のロケ地としても登場し、さらに注目を集めました。
実はこの電柱群、かつて沖合にあったアサリの密漁監視所へ電力を送るために設置された送電用の電柱なんです。 現在では監視体制が暗視カメラに切り替わったため、この電柱も近い将来撤去される予定となっています。
つまり、この幻想的な風景が見られるのは今だけかもしれません──
海と空と電柱が織りなす、不思議でどこか懐かしい光景を、ぜひ今のうちに目に焼き付けておきたいですね。
千葉にはまだまだ見どころがたくさんあります!
リクエストがあれば、またいろいろ紹介していきますので、ぜひコメントやメッセージで教えてくださいね。
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