小石川後楽園 2020/09/23
一番最初に小石川後楽園に来たのは10代後半の頃だったけど、今の半分も(この庭の)良さが理解できなかったのではないのかなぁ。。。。 修学旅行がそうだけど「その場所へ行く」だけで満足してしまって、「その場所が持つ歴史や美しさ」はどうでも良かった気がする。 大人になって再訪して初めて良さに気が付くみたいな。。。。 春は桜、秋は紅葉が綺麗で何度再訪してもきりがない。
水戸徳川家の江戸上屋敷内につくられた築山泉水回遊式の日本庭園が後楽園なので、田んぼの案山子は水戸黄門をイメージ。 もっともTVドラマのイメージだけど(笑)
背景にビルが写り込むのは東京の庭園らしいと言えばそれまでだけど、岡山後楽園みたく周りの景観規制を行って、ビルが見えないようにするのも大事と言うか、必要なんじゃないかなぁ~と思う。。。(
今からビル壊す訳にいかないから手遅れだけど、外周を背の高くなる樹木植えるとかして、ビルを隠す手法は有りかなと思う。)
円月橋 小石川後楽園 2020/09/23
後楽園の中にいろんなビューポイントあるけれど、円月橋もかなりお薦め。
中国洋式の石橋で橋が水面に映る形が満月になる事から「円月橋(えんげつきょう)」。 この橋の設計者が中国の明王朝崩壊後に明王朝の復興工作の為に来日帰化した中国人儒学者の「朱舜水(しゅしゅんすい)」。 朱舜水の出身を調べると中国浙江省余姚。 だから中国浙江省杭州の西湖の堤に見立てた「 西湖の堤」が小石川後楽園にあるのか!!と関連性に気が付く。 遠く離れた異国の地で故郷の風景を再現したのかなぁ。。。。 海外渡航できるようになったら、杭州再訪してみるかと、1人想いを馳せる。
滝は白糸の滝。
朱塗りの通天橋は、京都の東福寺にある通天橋を模した物。
池は琵琶湖と小石川後楽園へ行く事で京都から中国杭州まで(精神的に)旅ができる。
曼珠沙華 2020/09/23
ちょうど彼岸の頃に咲くので「彼岸花」とも。 この時期埼玉の巾着田曼珠沙華公園内は500万本の曼珠沙華が咲くんだが、今年は密防止の為に、開花前に刈り込んでしまい今年は例年の景観が見れないらしい。。。
いつでも存在していると思っていた場所がいつでもではなく、いつでも行けると思っていた場所へ行けなくなり、21世紀に疫病1つで、ここまで社会生活に影響が出るとは予想外だったよなぁ。。。。 もっとも疫病は過去形ではなく現在進行形だけど、自分の人生の残り時間を今まで以上に意識するようになった。(別に自分自身余命宣告された訳でないけれど)いつでも会えると思っていた親に会えなくなってしまうとか、このタイミングで父親の痴呆が進行してしまうとか、人生予定通りにいかないものだなぁ~と当然の事を改めて実感。
小石川後楽園
東京都文京区後楽1丁目6−6
℡03-3811-3015
【URL】https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index030.html
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